子どものおねしょは、親にとっても子どもにとってもストレスがかかるものです。
そこで様々なおねしょ対策グッズが展開されています。
現在進行形で利用しているグッズも含めて、おねしょ対策グッズを種類別に実際使用したレビューとメリット・デメリットを紹介します。
また、おねしょをしてしまった場合は掃除方法を誤るとシミや臭い残りの原因になります。
後半は基本の掃除方法も併せて紹介をしていきます。
おねしょは悩ましい問題です。
適切なフォローをしながら、グッズを活用しながら上手に親子で対処していきましょう。
おねしょ対策グッズ別 使用したメリット&デメリット
おむつ
メリット
- 吸水性が優れていて漏れリスクと臭いがほぼない。
- 処分するだけなので楽。
デメリット
- 不快感がないゆえにいつまでたっても、おむつ離れできない場合がある。
- 本人が恥ずかしいと感じてしまう。
外泊、看病時などのため未だ一袋は常備しています。
おねしょパッド
布パンツに張りつけて利用する、吸水パッドタイプ。
メリット
- おむつより経済的。
- お気に入りのパンツを利用できるので、おむつよりモチベーションアップになった。
デメリット
- しっかりつけないと外れて、横漏れする。
- 取り付けたあとにトイレに行くと、ごわついてパンツの上げ下ろしが不便。取れてしまうこともある。
- 男の子の場合、おちんちんの向きなども確認しないと横漏れする。
パッドは濡れていないのに、衣類布団が全部濡れている大惨事になりました。
おねしょパンツ・ズボン
メリット
- 吸水性、機能性が優れている。
- 豊富なデザインがある。
- 腹巻タイプ、ゴムウエストタイプなどが選べる。
- 洗濯機で丸洗いができる。
デメリット
- 夏は暑くて蒸れやすい。
- 乾きが悪いため毎日使用するなら洗い替えは必要。(乾燥機の使用ができないものが多い)
- 大きい子用(6歳以上または身長の高い子)の種類が少ない。
丸洗いできることが最大メリットですが、おしっこがしっかり吸われているので、他の洗濯物のことを考慮し洗濯機に入れる前に手洗いしてから投入しています。
サイズは主にMかLですが、メーカーによって丈が短く感じたりするのでズボン丈は要確認です。
我が家も満を持して、おねしょズボンを購入しましたが、夏季は暑い!蒸れる!こもる!の三重苦が予想外でした。
また夏場は布団やタオルケットをはいでしまうため、腹巻タイプにしました。
しかしエアコンありでも、子どもの寝汗がすごくて、しばらく使用を控えるようになってしまいました。
下の子(3歳)はMサイズを購入しましたが、冬にはそれなりに成長すると思うので、Lにしておけばよかったかなと思っています。
おねしょ卒業が一番ありがたい。
おなかが出てしまうことが心配だったため、肌着の上に股スナップボタンがあるスリーパーで落ち着きました。
夜はトイレ同伴なので、スナップボタンをはずすだけなので、楽でした。
布団用防水シーツ・カバー
メリット
サイズ関係なく、吸水力、洗濯の手間、洗濯後の乾きやすさに差はありませんでした。
デメリット
部分用
子どもの寝相が悪すぎて、シーツ以外のところに転がっていってしまう。
たまたまシーツがお昼寝用布団のサイズに合ったので、そのままお昼寝用に使用しています。
四隅ベルトタイプ
なぜか、わずかな隙間に漏らす。決まって布団と布団の間。
フルカバータイプ
鉄壁の防御だが夏場に冷感シーツが敷けない。
ニトリのフルカバータイプは乾燥機可ですが、乾燥ムラが気になるため、毎回天日干ししています。
夜中でもできる掃除方法
始末を後回しにすると臭いやシミが染みついて、いざ始末しようとしたときにはなかなか素人には難しい状態になってしまいます。
また雑菌の繁殖する危険性もあるため、できる範囲で深夜でも気づいたら後始末をするように心がけています。
子どもの着替え、シャワーなどを優先し、シーツなど洗濯機で洗えるものと洗えないものに分けていきます。
以下は洗えないもの(主にマットレス)の簡易的後始末についてまとめました。
手順と注意点
- 水分をしっかりとる。
- クエン酸スプレーで消臭。
- 乾かす。
尿の84~85%は水分のため、まずはタオルなどでしっかりと水分を取り除きましょう。
おむつは吸水性にすぐれているので、余っているおむつがあれば、吸水面を布団やシーツに押し当てて利用をすることもおすすめです。
尿素は無味無臭です。時間が経過してアンモニアに変化し、その過程でバクテリアがついたりして臭いが発生します。
アンモニアはアルカリ性のため、アンモニア臭を中和するクエン酸が有効です。
我が家は同じ用途でトイレ掃除にも専用洗剤は使用せず、クエン酸を利用してます。
深夜の場合ここまでの手順ですが、汚れが気になる場合
ぬるま湯をかけて汚れを落とすこともあります。
尿はほとんどが水分で残りが固形成分。最も多いのが尿素(タンパク質の残りかす)です。
タンパク質は熱湯だと固まってしまうため、40度くらいのお湯をかけて落とすのが効率的といわれています。
布団の代用品(親の寝床)
- トレーニングマット
- ハンモック
- 寝袋とその下に敷くマット
我が家に来客用布団はありません。
布団が汚れた場合は、これらを季節や朝までの時間等を考慮して利用しています。
子どもへのフォローの仕方
おねしょをしてしまった夜は本人が一番つらいはずです。
おねしょは人によって違うのであまり自分の幼いころ、兄弟、友人と比べることなくお互いにストレスを与えないようにしましょう。
すぐできることとして、言葉でしっかりフォローをすること。
- 大丈夫、成長の一つのサインだよ。
- いつかきっと克服できるよ。ちょっとした工夫で改善することもできるから一緒に考えていこう。
- おねしょという同じ悩みを持った人もたくさんいるんだよ。
など声かけをして、なるべく本人にストレスがかからないようにしていくのが良いです。
無理をせず、ゆっくりと取り組むことも大切です。
まとめ
以上、おねしょ対策グッズと掃除方法を紹介しました。
毎日のちょっとした工夫と紹介したおねしょ対策グッズを併用することで、おねしょのトラブルを軽減できるかもしれません。
子どものおねしょはいつかは終わりがくるはずです。
パートナーや、先生など周囲の人の理解や支援を受けて、前向きに取り組みましょう。
とはいえ、掃除をするのは親御さんです。
適切な掃除方法で寝具もしっかり守っていきましょう。
より生活に合うおねしょ対策グッズを選んで、親子で上手におねしょと向き合いましょう。
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